「知識」は財産です。
「知っている」か「知らない」か。
これは大きく人生を変えます。
このことをもっと早く知っていたら。。。
こんなことになぜもっと早く気付かなかったのだろう。。
こんな風に受け止められたら、すごく楽になった。。
誰でもこんな経験はありますよね。
「知識」は財産です。
人は知識でしかものを見ることができません。
何事も知識がないと理解ができないのです。
理解ができないということは、実際に見ていても聞いていても、見えていない、聞こえていないのと同じことです。
逆に知識を身につけると 今まで見えなかったものがみえてくるということです。
知識があればあるほど選択肢が増え、人生が豊かになります。
例えるなら、お金と同じですね、財産ですから笑
どれだけあっても困ったことにはならないのです。
使いたいときに使いたい場面でいつでも使える。
選んで使える。つなぎ合わせて使える。使っても使わなくてもよい。
選択できるんですね。
逆に「知らない」ということは不安と恐怖です。
困ったことが起きた時、何をすればいいのかわからない。
この先、どうなっていくのかも予測がつかない。
応急処置ができない。
ただただ、ことの成り行きを呆然と見てるしかできない。
人の意見や反応に振り回される。
人は恐怖におびえると突飛な行動に出ます。
例えば、子供が高熱でひきつけを起こしたとき、正しい対処法を知ってさえいれば、体を横にして無理に動かさず、けいれんの時間を計る。という行動ができます。
それを知らないと、けいれんにあわててしまい、大きく体を揺さぶったり、口の中にむりやり手をつっこんだり、救急車をむやみやたらに何度も呼んだり。ということになります。
何かが起これば、誰でも調べたり勉強したりしますよね。
でもそれだと遅いことがほとんどです。
いつもいろんな情報を耳に入れておくことは、すべてを理解していないとしても
そういえば前にそんなことを聞いた、という情報の引き出しができます。
うつ病の人には、こういう言葉かけをしてはいけないとか、発達障害の子供はこういう行動をしますとか。。
自分の身近にいるのならなおさらですが、いないとしても知識として知っているだけで突然の出来事に対応できる場合があります。
いろいろな角度から集めた「知識」を関連づけて、つないだものが「知恵」となる。
なので、インプット(知識を得ること)はものすごく重要です。
それはジャンルを問わず、さまざまな分野のものであるほど知恵につながります。
恋愛の悩みだから恋愛の分野から学ぶ、とは限りません。
人の悩みの深さは本人にしかわからないので、何がその部分にヒットするかわからないのです。
音楽を聴いて感動したり、共感したりするのもそうですね。
ある人にとってはただの心地よい音楽でも、ある人には思わず涙をこぼすほど共鳴したりもします。
私もよく、その人をどうにか元気づけてあげたい!って思うときに、共感できるような音楽を選んで送ったりします。
音楽ってすごい力をもってますよね。
では、その「知識」はどうやって得られるか。
やっぱり本からの情報が一番じゃないでしょうか。
もちろん、そういう情報は本からでなくても、今の時代はネットでいくらでも得られます。
ただ、ネットの情報はどれが正しくてどれが噂話なのか、判断に困ることも多々あるんですね。
本というものは、出版されるまでにたくさんの人の手が加えられ、校閲され、書店に並ぶまでにものすごい時間と労力を背負って出てきてます。
皆さんのオッケーが出ないと、世に出られない選抜隊なわけです。
たくさんの情報とたくさんの知恵を取り入れて、いつも最善の策がとれる形を用意することは、きっと現在にも未来のためにも必要なことではないでしょうか。